
こんにちは!!手取り16万円の一人暮らしから副業と投資を始めてきました、こがねです。

高配当株(こうはいとうかぶ)は、名前の通り配当金が高額な株式のことを指します。
高配当株は、少額投資者にとっては非常に魅力的な株になります。
しかし、見極め方は重要になりますので、今回は高配当株の魅力や探し方についてお伝えします。
- 高配当株を購入したい人
- 投資に興味のある人
- 投資する株の探し方に迷っている人

高配当株の魅力をしっかりとお伝えしますので、最後まで見てくださいね
高配当株の魅力
それでは早速、高配当株の魅力についてお伝えします。
- 少ない投資金額でもお金が増えていく
- 決算近くになると株価の値上がりが期待できる
- 値下がりしても心の安定が比較的保ちやすい
それぞれ、詳細についてお伝えしていきます。
fa-check少ない投資金額でもお金が増えていく
高配当株には明確な基準はありませんが、一般的には配当利回りが3~4%以上が高配当株だとされています。

仮に、1株1,000円の株を100株買えば、利回り4%で年間4,000円の配当がもらえることになります。
少額投資者にとって、10万円の出資に対する見返りが4,000円というのは少なく感じるかもしれませんね。
しかし、高配当株の注目点としては「1,000円以下の高配当株はたくさんあること」と、「株価の安い高配当株に投資を増やしていけば配当金を増やしていけること」です。
例えば、2021年に高配当株として注目を集めた「明和産業」は702円で購入可能です(2022年6月1日13:32時点)。
話題になった時、配当利回りは16%と言われていました。
今の株価で考えると、約70,000円の株の配当で10,000円ももらえるなら嬉しいですよね。
残念ながら、ここまで高い利回りの株にはそんなに出会うことはできません。

また少額投資者にとって高配当株が魅力的な理由は、高配当株の中には1株500円ほどのものもあることです。
まとまったお金のない少額投資者でも、高配当株の購入はそこまで高いハードルではありません。
また高配当株を売らずに、自分の手の届きやすい高配当株を買い足していくことで配当金を増やしていくことができます。
fa-check決算近くになると株価の値上がりが期待できる
高配当株の良い点として、株価の値上がりによる売却利益の狙いやすさがあります。
株の値動きは、株を求める人と売りたい人のバランスによって価格変動が起こっています。
そのため、どの株も配当金を受け取る権利が確定する日(権利確定日)のある月に近づくと株価が上がる傾向にあります。
しかも高配当株の場合は、特にこの傾向が強いと個人的には感じています。

そのため、配当金のために購入するだけではなく、売却を視野に入れて購入する株としてもおすすめなんです。
fa-check値下がりしても心の安定が比較的保ちやすい
私も投資を始めた当初、株価が下がっていくと不安になっていました。
自分にとって安くはないお金を投資したのに、その価値が下がるなんて、悲しいですよね。
少なくとも、今は株価が投資時よりも下がっているかもしれないけど配当の金額はどうでしょうか?
配当は今までと同じような金額が保たれているのであれば、少し心が安心しませんか?
権利確定日が来れば、2か月ほど後には配当金が支払われます。
その配当金で今のマイナス分もカバーできると考えれば、そこまで損をしていないことに、少し安心を感じると思います。
それに、株価はまた回復する可能性もあります。
株はすぐに値上がりするとは限りませんので、一時値下がりしても心を乱すことなくいられる理由の1つとして、高配当株であることは一役かってくれますよ。

良い高配当株の探し方
それでは次に、良い高配当株の探し方についてお伝えします。
ただの高配当株をピックアップする場合は、証券会社によっては株の検索画面でフィルターをかけて探すことができます。
しかし、そうした機能がある場合でも、下記の内容を最低でも確認してから購入するようにしましょう。
- 純利益の推移
- チャートの値動き
- 配当金の推移
私たちが配当金をもらえるのは、会社に投資をする代わりに利益を還元される権利を持っているからです。
そのため、還元される金額の多少については、会社の経営にかかった費用を抜いた「純利益」の金額が大きく影響します。
そのため、業績と共に配当金の出どころである純利益と、配当金の推移が順当に右肩上がりであれば、今後も高配当金を期待することができます。
また、株がただの紙にならないように株価を見ることは重要です。
株価が右肩下がりなのに、配当金だけ右肩上がりの場合は要注意なので購入は見送ることをおすすめします。

利益がたくさん株主に還元されると良い会社のように思えますが、会社の存続のためには新しい事業への投資も必要なので、配当性向だけを見て会社を判断することは危険だと私は思っています。
そのため、会社が潰れないだけの資産を保有して、順調に利益を上げているかどうかという視点で私は会社を見るようにしています。
高配当株の注意点
先ほどもお伝えしましたが、高配当株は権利確定日に近づくと値上がりしやすいのですが、反対を言えばそれ以外は株の値下がりをする可能性が高いということです。
そのため、配当金だけではなく株そのものの価値がある程度あるものを選ぶことが必要です。
その他にも、高配当株には下記の注意点がありますので順番にお伝えします。
- 減配の可能性
- 配当利回りはあくまでも予想
fa-check減配の可能性
高配当株をずっと維持するためには、純利益を維持もしくは増やしていかなくてはいけません。
しかし、新型コロナウイルスの流行など私たちにはコントロールできない理由から利益が下がってしまうことは、どんな大企業でも起こり得ます。
そのため、今は高配当株であっても配当が少なくなってしまう可能性もあることを承知しておきましょう。
そして、そうした減配になる株を避けるためにも「利益の上がり方」や「配当は順調に増やされてきているのか」を見て、購入を考えてください。
fa-check配当金額は株主総会で決まる
会社にはそれぞれ、決算があります。
決算の財務状況を見て、株主総会で配当の金額が決まります。
つまり、その決定までに出ている配当利回りは「予想」になります。
当然ですが、実際の業績によって予想額は良くも悪くも修正されることが考えられますので、早くから高配当株を購入したとしても安心するのは危険です。
また、利益が出ていても「新しい事業を始める資金が欲しい」などの理由から配当が少ない、または出ない可能性も0ではありません。

どのタイミングで配当するのかは、会社によりますので注意してくださいね
まとめ
- 高配当株は少額投資者でも資産を増やしていける
- 配当金の金額だけではなくて株価にも注目する
- 必ず会社の財務状況の推移を確認する
私自身、高配当株を売買しています。
配当を狙って持ち続けているものもあれば、値上がりした時に売却することを目的にしているものもあります。
早い株だと1週間で手放すこともありますが、1年ほど持っているものもあります。
どういった目的で株を買うかによっても売買のタイミングは変わると思いますので、ぜひ自分で株を買って方針を固めていってください。