REITとは?メリットとデメリットをご紹介!!少額から不動産投資が可能

こんにちは!!手取り16万円の一人暮らしから副業と投資を始めてきました、こがねです。
 

最近、投資を促すようなニュースやCMを見かけることも増えましたよね。
 

その中で、REIT(リート)という言葉を聞いた人もいると思います。
 

今回は、そのREITについてお伝えします。
 

この記事が役に立つのはこんな人

  • REITに興味のある人
  • 投資先を増やしたい人
  • 不動産投資に興味のある人

 

REITに興味のある人や、不動産投資に興味のある人はぜひ最後まで見てください。

REITとは

投資商品を買うイメージ画像
REITとは「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の頭文字をとったものです。
 
 

日本のREITなので「J-REIT」とも呼ばれています

 

REITは不動産投資法人として、投資家たちから集めたお金を使って不動産を購入し、その不動産の運用で得られた利益を分配する仕組みになっています。
 

資産を証券化することで、REIT市場に上場したものを投資家たちが自由に売買できます。
 

名前は投資信託とありますが、どちらかというと私たちからは株に似た扱いに見えますね

 

REITは投資法人とされていますが、直接的に不動産の運用をすることは法律で禁止されているため、3つの内容を委託しています。
 

  • 資産運用会社
  • 投資先の不動産の選定から、利益を出すための計画を担う

  • 資産保管会社
  • 投資法人から預かる資産の管理を担う

  • 事務受託会社
  • 会計や納税などの事務手続きを担う

 

REITが投資する不動産は下記のように、様々です。

  • マンション
  • ホテル
  • オフィスビル
  • 商業施設
  • 倉庫

 
 

どの不動産にも一長一短の特徴があります

 

通常の不動産投資では頭金だけで数百万円かかる投資資金が、REITでは数万円~数十万円で可能になります。
 

少額投資にしては大きな金額ですが、その分様々な不動産に投資ができます。
 

REITのメリット

解決のイメージ画像
それでは次に、REITのメリットについてお伝えします。
 

  • 実際に不動産を管理する手間がない
  • 不要になればいつでも売ることができる
  • 少額で複数の不動産に分散投資できる

 

それぞれについてお伝えします。

実際に不動産を管理する手間がない

不動産を実際に購入すると、その不動産を使用している人が快適に過ごせるような設備の設置や、メンテナンスが必要になります。
 

そうした管理の手間がREITには必要がありません。
 

また、マンションなどの場合は入居者がいないと収入にならないので、個人で不動産投資する際には重大なリスクがありました。
 

しかしREITとして不動産投資を行うことで、1つの物件の空き状況に気をもむこともなく、入居者が居ないことにより収入が0になるというリスクを軽減することができます。

不要になればいつでも売ることができる

通常、マンションなどを投資用に購入して、いざ売ろうと思った時にすぐ買い手が見つかるかどうかは難しいところです。
 

しかしREITは証券なので、株と同じように自由な売買ができます。
 

不動産投資を止めようと思えば、いつでもやめることができるのです。

少額で複数の不動産に分散投資できる

私たち個人が不動産投資をしようとすると、よほどのお金持ちではない限りは、ローンを組んでマンションの一室を購入するといった方法になると思います。
 

ローンを組むにもある程度の収入が必要ですし、ローンがある中で不動産をいくつも所有することは難しいと思います。
 

マンションを1室だけ購入する投資方法だと、入居者がいなくては収入にならない大きなリスクも抱えることになります。
 

リスク分散のための分散投資をしたくても、金銭的な面から実質的に難しいので、私たち個人の投資家が不動産の投資を分散させるのは現実的ではありません。
 

しかしREITを購入することで、様々な不動産への投資が実質的に可能になりますのでリスク分散することにも繋がります。

REITのデメリット

注意のイメージ画像
REITの良い面をお伝えしてきましたが、投資にはデメリットもあります。
 

  • 実物の不動産を持つことはできない
  • 災害によるリスク
  • 上場廃止や倒産するリスク

 

デメリットを把握して投資先を選ぶことは大切ですので、ぜひ見てください。

実物の不動産を持つことができない

REITは、実際に不動産を持つ権利を得られるものではありません。
 

通常の不動産であれば経年劣化によってゆるやかに価値は下がっていくことはあるものの、急激に価値が下がると言うリスクはありません。
 

しかしREITは投資商品なので、そうした価格の急激な価格変動が起こる可能性があります。

災害によるリスク

地震、火災、水害など、不動産には予想外のトラブルがあります。
 

そのトラブルのために不動産価値が下がってしまい、分配金も少なくなってしまう可能性があります。

上場廃止や倒産するリスク

REITは上場されているからこそ、自由に売買ができます。
 

しかし、上場の基準に満たなくなった場合は上場の取り消しをされてしまします。
 

そうなると、整理銘柄といって取引の猶予期間のようなものが与えられて、その間に売買を済ませて換金してしまうことが必要になります。
 

また投資法人自体が倒産してしまうと、自分のもっているREITの価値がかなり下がってしまうので、結果的に大きな損になるかもしれません。

まとめ

  • REITは市場に上場された証券を購入することで不動産投資を行うモノ
  • 個人で不動産投資をする時にかかる多額の初期費用や運用の手間がかからない

REITは不動産という分割できない資産を証券化することで、複数の投資家が不動産投資ができる仕組みです。
 

市場に上場された証券なので、いつでも売却できることがメリットではありますが、価値が急激にに下がってしまうデメリットもあります。
 

それでも、マンションだけでなく商業施設やオフィスビルなど、1人ではとても所有できない大きな不動産への投資も実質的に可能になることが魅力的な投資商品になります。
 

興味のある人は、ぜひREITについて調べてみてください。

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