
こんにちは!!手取り16万円の一人暮らしから副業と投資を始めてきました、こがねです。
今回は、代表的な投資である「株式投資」についてお伝えします。
- 株の仕組みについて知りたい人
- 少額でも投資を始めたい人
- 株を始めてみたい人

株の仕組み
株の正式名称は「株式」といい、株式を発行した会社の株主としての権利があることを示す証になるものです。
私たちが証券会社を通して売買する株式は、証券会社の審査に通過した上場株式です。

他にも証券会社では取り扱っていない、"非上場株式"も存在しますが、直接会社と取引をするなど特別なルートでの入手になります
上場先には、いわゆる東証(東京証券取引所)から、名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所の4つがあります。
証券会社は株を買いたい人と売りたい人の仲介役となって、見えないところで注文のマッチングを行ってくれています。
上記の画像の通り、株価(株の価値)は基本的には需要と供給のバランスにより変動します。
その他にも影響を受けるものがあるので、株を買う時には株価だけではなく、下記の内容にも注目してください。
- 会社の業績
- 日本の景気
- アメリカの景気
- 世界情勢
- 自然災害
- 新製品の開発と評判
簡単に言えば、会社が良い注目(新商品の良い評判や業績の好調)を浴びれば株価が上がり、また日本だけでなく、経済大国アメリカの景気によっても株価が左右されることになります。
パズドラの流行で一躍有名企業になった、ガンホーの株価が急上昇した話を聞いたことのある人も多いと思います。
開発した商品のヒットにより、数百円だった株価が一時は1万円を超えるほどになりました。
それだけ株価は、世間の評価に影響を受けているといえます。
株で利益を得る方法
株で利益を得る方法は4つあります。
- 売却利益
- 配当金
- 株主優待
- 貸株
fa-check売却利益
売却する時は、株を持った時からの値動きの幅で利益額が決まります。
(売却時)1株1,000円×100株=100,000円
(利益)100,000円-80,000円=20,000円
(税金を差し引いた利益)20,000円×税率20.315%=15,937円
株の売却で得た利益には譲渡益として税金がかかりますので、実際に受け取る金額は税金が引かれた後のものです。
株は日々、細かく値動きしていますので購入した数時間後に利益が出ることもあり得ます♪
また今は数百円の株が、何倍もの価値を持つようになる可能性もありますので、将来性のある会社に投資して長期間持っておくこともできます。
しかし、もちろんですが値動きがあるということは、価格が上がるだけではなくて下がる可能性もあり得るので、株の購入は自分の基準を設けることが大切です。
fa-check配当金
配当金は、投資先の会社の業績が好調な場合に、利益の一部を株主に還元する仕組みです。
権利確定日というものが、年に1回以上設けられており、その日が来るまで株を持っていた人が配当を受け取ることができます。

配当金は業績によっては支払われないこともあります。
そのため、確実に利益を得る方法とは言い難くはありますが、それでもたくさん株を持っている人ほど配当金も多くなりますので、何もしていないのに定期的にお金が入る仕組み作りができます。
配当金の振り込みは約2~3か月後になりますので、すぐにお金が手に入るわけではありませんので注意してくださいね。
fa-check株主優待
株主優待の存在は、「月曜から夜更かし」に度々ご出演される桐谷さんから知った人も多いのではないでしょうか。
株主優待は、簡単に言えば株を購入してくれたことへのお礼です。
各会社によって決められた一定の基準(株の保有数や保有年数など)を満たしている株主が受け取ることができます。
優待の内容は会社によって様々ですし、ないところもあります。
飲食業だと自社での飲食代の割引券や無料券が多く、メーカーだと自社商品の割引券や商品そのものになる場合が多いです。
他にも、ギフトカードやカタログギフトを株主優待としているところもあります。
配当金と併せて、株主優待の内容によっては自分の生活を豊かにしてくれる仕組みにもなります。
しかし、配当金と同じように株主優待も会社の業績によってなくなることもありますので、株の購入時は会社情報を見逃さないようにすることが重要です。
fa-check貸株
証券会社によっては、貸株(かしかぶ)といって、証券会社を通じて自分の持っている株を誰かに貸すサービスでレンタル料を受け取ることもできます。
株によって決められたレンタル料のパーセンテージは異なり、株価によって受け取る金額も日々違ってきます。
かなり微々たる利益になることが多くはありますが、持っているだけで少し利益を受け取ることができるのは嬉しいですよね♪
株の始め方
それでは次に、株の始め方についてお伝えします。
- 証券口座を開設する
- 株を探す
- 企業情報を見る
- 注文を出す
fa-check証券口座を開設する
まずは株取引をするための証券口座を開設しましょう。
証券会社は様々ありますが、個人的にはPCやスマホで口座開設から注文まで完結できるネット証券がおすすめです。
fa-check株を探す
証券口座の開設ができれば、次に購入したい株を探しにいきましょう!!
下記のような方法で、投資先の株を探して絞っていきます。
- 自分の知っている企業の株
- 証券会社からのお知らせやニュース
- 気になる業界から検索
- 株価や配当利回りなどのランキング

私は株ドラゴンや高配当株ランキングを検索して探しています
fa-check企業情報を見る
気になる会社が見つかれば、次は企業情報を見て実際に投資する会社を決めていきます。
企業情報は、公式のHPもしくは会社四季報といった公式の情報源を必ず頼ってください。
人によって見るポイントは異なると思いますが、個人的には下記の3つは最低限見ておくべきだと思います。
- 貸借対照表
- 営業利益
- 新規事業への展望
特に貸借対照表では、企業の負債の資産が一覧化されていることから、どれだけ体力があるのか分かります。
いざとなれば借金を全て返すことができるだけの資産、そして手形など回収しきっていない資産が多数を占めていないかどうか見ることも大事です。
fa-check注文を出す
投資先を選ぶことができれば、証券会社を通して株の注文を出しましょう。
株には、実際に口座に入金している範囲でのみ取引を行う現物取引と、一定のお金を担保に株を買うお金を借りて行う信用取引があります。
また、希望する株価になった時に買うように注文できる「指値注文」と、その時の相場の金額ですぐに購入できる「成行注文」があります。
「この株が欲しいけど、この金額は高すぎる」という場合が多々あります。
そのため、指値注文を使って「この金額になれば購入してください」と注文を出しておくと、自分の希望の金額で取引できます。
株の勉強方法
株を始める時の大まかな流れが分かったところで、次は株の勉強方法についてお伝えします。
私が提案する勉強方法は、"何となく株がどんなものか知っている人向け"の勉強方法です。
fa-check本
まずは、株の投資初心者向けの本を読むことです。
株式投資で使う言葉を理解し、どういった情報からチャートの線が描かれているのか、また自分なりの投資先の見極め方を身に付けるためにも重要です。
私が実際に読んでいた書籍は「いちばんカンタン!株の超入門書」という本で、基本的な用語の知識を得て株の売買の仕組みを理解しました。
イラスト付きで本当に簡単に書かれているので、普段から本を読む習慣がなくても「これくらいなら読めるかも」と感じるくらい簡単に書かれています。
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fa-check株式投資のセミナー
1人で勉強するのが難しいと感じている人は、セミナーに参加してみることもおすすめです。
新型コロナウイルスの影響から、オンラインでセミナーを開催していることも多くなりました。
株の基本的な知識や、チャートの動きから見る予測など、誰かの投資方針について考えを知ることができるのも良い勉強になりますよ。
fa-check株たす
私が実際に使っていた、無料で株のデモトレードができるアプリです。
デモのために用意されている仮想のお金の金額が大きいので、実際の投資資金と乖離はありましたが、現実の値動きに即しているため自分の予想が大きく外れた時は「もっと真剣に経済状況の分析をしよう」と勉強になりました(笑)
株の基礎知識は漫画で見ることができますので、デモトレードしながら新しい知識が身に着いていきますので、投資前に一度利用してみるのがおすすめです。

株のリスク
それでは最後に、株のリスクについて私の考えをお伝えします。
fa-check価値の急激な下落が起こる
最初にお伝えしたように、株の価値は需要と供給で決まります。
会社の業績や景気による事業の傾きなど、様々な要因で株価がグッと下がってしまうことは多々あります。
もちろん、その後すぐに株価が値上がりすることもありますが、しばらく価値が下がっていくことも考えられます。
fa-check株としての価値がなくなる可能性もある
私たちが証券会社を通して簡単に株の売買ができるのは、各会社が上場の基準を満たして株式の上場を保っているからです。
しかし、中には上場を維持できる基準が満たせなくなった場合や、企業の合併といった理由から、上場を廃止してしまうこともあります。
上場の廃止が決まってから、一定期間を経て証券口座から消えてしまいますので、自分の持っている株のニュースはチェックすることが大切です。
まとめ
- 株価は需要と供給のバランスによって決まる
- 将来性や長く続く会社を見極めるポイントは人によって様々ある
- 株を始める時には、株に関する用語の理解をして企業情報を調べることが大切
株は需要と供給で株価が決まるとお伝えしましたが、株を購入する時は、どの市場から購入するのかも重要なポイントです。
東証は基本的に日本で1番大きな市場になりますので、買い手も売り手もたくさんいると見られ、私は知人からプライム市場が一番流動性が高いので、初心者はプライム市場の株から買うべきという人もいました。
株の勉強をする中で、また株の投資をしている人と話す中で、本当に人によって見ているポイントが違いますので、ぜひ勉強しながら株の売買をしてみて、自分なりの投資スタイルを確立していってみてくださいね。